コスト予測
Manageeeでのコスト予測は、変動費予測と固定費予測のおおきく分けて2つの方法があります。
まずは、変動費と固定費について、簡単に説明します。
変動費とは、売上高の変動にともなって変化する費用で、一般的には仕入や広告宣伝費、アルバイトの給料など、売上が増えれば増えるようなコストが該当します。
固定費とは、売上高の変化しても増えたり減ったりしないような費用で、家賃や水道光熱費、リース料など、支払額の変動が売上高の増減に左右されるものでなかったり、毎月決まった額の支払を行うようなコストが該当します。
コスト予測では、コストを変動費と固定費に分けて、設定していきます。
変動費予測
変動費として設定しているコストについては、売上高を設定すると自動で再計算されます。
変動費の金額を変更したい場合は、変動費率を変更することで調整することができます。
変動費率での計算ではなく、細かい数値を設定したい場合は、変動費設定を外すと、固定費として個別に金額の設定が可能となります。
固定費予測
変動費として設定していないコストについては、固定費として扱われます。
固定費については、いくつかの操作方法があります。
コスト額を直近の数値に置きなおしたい場合
この場合は、「実績最終月の値」を選択すれば、翌月から決算月までの期間の数値を、取り込んだ会計データの実績最終月の値に置き換えることができます。
これを選択すると、以下のように実績最終月の値に置き替わります。
年間の合計額を設定したい場合
接待交際費など、年間の予算枠を設けたい時などに便利な設定方法です。
この場合は、「年間合計」の「今期見込」の入力フォームに年間合計額を入力します。そうすると、年間合計額が一致するように、翌月から決算月までの期間に残額を平均配分されるようになります。
残りの期間の金額をゼロにしたい場合
前期は発生していたが、当期はもう発生しない場合など、翌月から決算月までの期間の金額をゼロにしたい時に便利な設定方法です。
以下の入力欄にゼロを入力します。
このようにゼロを入力すると、以下のように全てゼロに置き替わります。